三和音(トライアドコード)とは

3度の音程おさらい

変化記号がついた場合

一度記号を無視して、幹音同士の種類を求めます。その種類を出発地点として上の表から左右に移動します。

記号によって音程間が狭くなれば左へ、広くなれば右に移動します。

  1. 幹音同士の音程を求める。
  2. 変化記号によって距離がどう変化したか考える。
  3. 表を使い幹音同士の種類から変化した方向へ移動する。

三和音(トライアドコード)各音の名称

三和音はある音から3度ずつ重ねられた3音からなります。各音には名称があります。

  • 根音(ルート): 最低音
  • 第3音(サード): 根音から3度上の音
  • 第5音(フィフス): 根音から5度上の音

三和音(トライアドコード)とは

三和音(トライアドコード)とは2つの3度で構成された和音のことです。下の3度と上の3度の幅によって、次の4種類の和音に分けられます。

  • 長三和音(メジャーコード)
  • 短三和音(マイナーコード)
  • 減三和音(ディミニッシュコード)
  • 増三和音(オーグメントコード)
上が長3度上が短3度
下が長3度オーグメント(Caug)


メジャー(C)



下が短3度マイナー(Cm)


ディミニッシュ(Cdim)

長三和音一覧表

各和音には21つずつ存在します。

7種類(ドレミファソラシド)×3(根音が♭と幹音と♯)の21つ。

長三和音の21つを見てみましょう。

()で書いているコードは基本使われません。それはそれらのコードを固有和音とする調が使われにくい、もしくは存在しないためです。

コードは名前が違うけど音は同じという、異名同和音が存在します。

例えばE♯とFの音はすべて同じです。それなら簡単なE♭の方がいいよね、ということにもなります。

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