拍子(ひょうし)を知る
拍子とは、一拍の長さと拍の回数により決められた1小節の割り方のことです。
拍子には、単純拍子、複合拍子、そして変拍子という3種類があります。
単純拍子
一般的に2拍子、3拍子、そして4拍子を単純拍子と言います。
単純拍子では分母の音符が1拍となります。
具体的には、2/4、3/4、4/4拍子などの4分音符が1拍の拍子と、2/2などの2分音符が一拍の拍子があります。
複合拍子
分子が6、9、12でかつ、分母が8のものを複合拍子と言います。
8分音符を1拍とするのではなく、8分音符3つを1拍とする場合がほとんどです。つまり、付点4分音符が1拍とする考え方です。「付点4分分の6拍子」では表記しずらいため、「8分の」という表記になっています。
これによって、3連符を使用せずに3分割系の楽譜を綺麗に記譜することができます。
コメント